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会長ルーム・活動録

令和5年度代議員会結果報告

2024.03.07

 防衛大学校同窓会会員の皆様におかれましては、日頃より防衛大学校同窓会に対しましてご支援ご協力を賜り、誠にありがとうございます。
 さて、令和5年度代議員会(講演会を含む)は令和6年3月2日(土)、令和5年度事業計画に基づき、完全Web方式により実施させて頂きました。
 この結果、「令和4年度同窓会事業報告・同会計決算報告・同会計監査報告」「令和6年度同窓会事業計画(案)・同事業予算(案)」「令和6年度同窓会役員の選出」の3件の議案についてご承認いただきましたことをここに報告させていただきます。
 防衛大学校は久保学校長のリーダーシップの下、引き続き「世界に誇る士官学校」を目指し、着実に歩みを進めております。昨年11月には、4年ぶりに一般開放による開校記念祭を開催する等、学校長以下学生と職員が一丸となりコロナ後の環境に適合した新たな取り組みに邁進しております。また、多様な国からの留学生を多数受け入れるとともに、多くの学生が、短期・長期の国外留学を行い、国際士官候補生会議を主催するなど、国際交流の拡大にも配意されています。
 防大同窓会は第1期生を中心に昭和36年1月21日に設立され、本年63年目を迎えました。これまで、諸先輩、各期の役員、歴代の事務局員、そして各期生会や地域支部の皆様の献身的なご協力の下、活動して参りました。現在の会員数は、現役1万1,700名、OB1万4,000名、留学生450名の計2万6千名であり、OBが現役自衛官数を超え、会員数的には安定した組織になっております。
 一方、防大1期生会、2期生会、4期生会、そして昨年12月には航空第3期生会が組織的な活動に終止符を打たれました。防大同窓会も一つの節目を迎えているものと感じております。
 また、昨年の代議員会でも説明しましたとおり、近年の卒業生の会費納入率は極端に低下しております。同窓会事務局としては、一層の経費削減に努めているところですが、母校支援のため各種事業を継続するため、資産の一部を取り崩して充当せざるを得ない状況となっております。原因としては、コロナ禍において学生生活を大きく制限されたことが、学生の同窓生意識や価値観にも影響を及ぼしたのではないかとも考えられますが、私どもも、この機会に「同窓会はなぜ必要なのか、何のためにあるのか」という原点に立ち返り、若い卒業生の皆さんに理解をいただき会費を納入いただけるよう、引き続き説明を尽くして参りたいと考えております。
 結びに、代議員をはじめ会員の皆様の同窓会活動に対します益々のご理解・ご協力を重ねてお願い申し上げ、代議員会結果の報告とさせていただきます。
令和6年3月末日
防衛大学校同窓会 会長 村川 豊
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令和5年度代議員会の状況 講演会の状況(講師:山崎前統合幕僚長)