平成29年度防衛大学校卒業式典に出席
2018.03.30
平成30年3月18日(日)に、杉本同窓会長が防衛大学校で実施された卒業式典に参加しました。
まず、安倍内閣総理大臣、小野寺防衛大臣、各幕僚長等、内外多数の来賓、ご家族、第19期HCD(ホームカミングデー)参加者等が臨席される中で、本科第62期学生、理工学研究科前期課程第55期学生、同後期課程第15期学生、総合安全保障研究科前期課程第20期学生、同後期課程第7期学生の卒業式が執り行われました。
卒業式は、國分学校長から一人ひとりに卒業証書が手渡され、式辞においてパスカルの「人間は考える葦である」を例として「主体的に考える人間」になって欲しいと激励されました。
安倍内閣総理大臣は、HCDで参加した第19期生に対し、服務の宣誓に違(たが)うことなく責務を果たし平和な日本を引き継いでくれたことに心からの感謝と敬意を表されるとともに、卒業生に対し「常に国民のそばにあって、安心と勇気を与える存在になってもらいたい」と訓示されました。
また、小野寺防衛大臣は、「国民の高い期待と厚い信頼に対し如何にして応えていくべきか。国民を守るために今何をなすべきか。常に自問自答し自衛官として真にあるべき姿を不断に追求して欲しい」と訓示されました。
卒業式が終了すると、本科卒業生は帽子を投げて学生生活に区切りをつけ、勢いよく会場を後にし、陸・海・空幹部候補生の凛々しい制服に着替えて会場に戻り、任命・宣誓式が行われました。
任命式は、安倍内閣総理大臣、小野寺防衛大臣の立会のもと陸・海・空幕僚長からそれぞれ幹部候補生に任命されました。宣誓式は安倍内閣総理大臣の前で、厳粛かつ力強く全員が宣誓を行いました。
次いでグランドにおいて、卒業生等が見守る中、小野寺防衛大臣を観閲官に迎えて3学年以下の学生による巡閲、観閲行進が行われました。この間、学生の卒業を祝して初めてブルーインパルスの祝賀飛行が行われました。
その後、学生食堂での午餐会に参加しました。小野寺防衛大臣、国会議員に引き続き杉本同窓会長が祝辞を述べ、論語の学而第一「行いて餘力有らば、則ち以て文を学ばん」を例にして、本を読み自分の心に響く言葉を見つけ、明日に向かう生きる力として欲しいと激励するとともに、卒業生、ご家族、学校職員と懇談して卒業生の今後の発展を祈念しました。
任命・宣誓式に臨む第62期生 安倍内閣総理大臣の前で服務の宣誓
観閲官小野寺防衛大臣を迎えて観閲式 ブルーインパルスの祝賀飛行
午餐会における小野寺防衛大臣祝辞 午餐会における杉本同窓会長祝辞
(同行者 27期陸 星指 隆 記)