平成29年度第3学年部隊実習激励
2017.07.14
杉本同窓会会長は、7月10日(月)海上自衛隊鹿屋航空基地で部隊実習中の防衛大学校第3学年海上要員を激励しました。
鹿屋航空基地到着後、第1航空群司令を訪問、公室において鹿屋基地所在の各級指揮官を交えて懇談の後、実習中の第1航空修理隊に移動しました。
39名の学生は2班に分かれて実習中であり、片方は格納庫内で部隊の概要等に関するブリーフィングを受けており、学生は真剣な眼差しで説明に耳を傾けていました。もう片方は鋲打ちの実体験中でした。実習初日ということもあり、やや硬さの見られる手つきで作業に取り組んでいました。
実習現場を後にし、会議室において当日の実習終了後の学生に対し会長から激励の講話を実施しました。
講話の内容は、テロ特措法のもとでの活動等海上自衛隊の活躍を会長自らの経験に基づく説明でした。また、勤務に当たっては、「目の前にある職を果たす」こと、「勤務記録をつける」ことの大切さを強調し今後の参考となる内容でもありました。講話の終盤には、世界の海軍に共通する敵は、一つには「荒れた海」であり、もう一つが白い制服を汚す「赤ワイン」であることを紹介し、「競争相手は同期ではなく世界の海軍である」との動機づけで講話を締め括りました。杉本会長の激励の講話を熱心に傾聴した後、学生からは「印象に残ったこと」、「信念について」や「推薦図書」などの活発な質問があり、杉本会長から丁寧な説明を返し講話は終了しました。
夕刻、部隊で計画された懇親会は、部隊の同窓生のみならず、近傍在住の同窓生、基地支援団体からの参加を得て盛大に実施されました。途中、学生一人一人から抱負が発表され将来の幹部自衛官に盛大な拍手が送られました。
ここにあらためて、第1航空群司令をはじめ、第1航空群司令部、鹿屋基地所在部隊及び防衛大学校訓練課の方々のご支援・ご協力に心より感謝申し上げます。 (本部事務局 総務部26期海 山本克也 記)
▲1空群司令(中村1佐)表敬 ▲鹿屋所在各級指揮官同席
実習状況見学 ▲概要説明を受ける学生 ▲鋲打ちをする学生
実習学生激励 ▲会長の講話を聴く学生 ▲会長に質問をする学生
懇親会 ▲来賓あいさつ ▲学生に囲まれる会長