留学卒業生祝賀行事 7か国18名の卒業を祝う
2024.03.14
3月6日(水)、防衛大学校校内において、留学生卒業祝賀行事が執り行われました。祝賀行事は、徽章授与式と懇親会の2部構成で行われ、第68期卒業留学生7か国18名※のほか、卒業留学生担当協力家庭(ホストファミリー)23名、関係大使館武官、協力家庭会及び学校関係者など約90名が参列しました。防大同窓会が留学生卒業祝賀行事に参加するのは今回で2回目となります。
※タイ5名、インドネシア3名、ヴェトナム3名、カンボジア2名、フィリピン2名、モンゴル2名、ラオス1名
懇親会に先立ち、徽章授与式が執り行われ、久保学校長が卒業留学生一人一人に徽章を授与され、最後に参列者と共に記念撮影が行われました。
懇親会は、今年から防大主催で開催(前回までは協力家庭会が主催)されることになり、協力家庭会の協力、進行のもと終始和やかな雰囲気で行われました。学校長及び協力家庭会会長の挨拶に引き続き、村川防大同窓会会長が、卒業生へのお祝い、協力家庭への謝辞とともに、それぞれの国に帰国しても防大同窓生との絆を大切にして、世界平和のために尽力してもらいたい旨、祝辞を述べられました。懇談では、在校留学生からのビデオメッセージの紹介で会も盛り上がり、その後、卒業留学生一人ずつからのお礼の言葉と協力家庭への花束贈呈が行われ、涙が見られる場面もありました。最後に、卒業留学生全員による学生歌斉唱で会は締めくくられました。
卒業留学生は、18名のうち14名は帰国してそれぞれの国の軍で初級士官として任務に就くほか、4名は引き続き日本に残り、海自幹部候補生学校(2名)、空自幹部候補生学校(1名)及び防大研究科(1名)に進学する予定です。
(32期陸 川村 浩和 記)