國分前防衛大学校長著「防衛大学校」、8月9日上梓決定!
2022.07.27
國分良成氏は、慶應義塾大学大学院博士課程修了後、同大学法学部専任講師、 助教授、教授を経て、同大学東アジア研究所長及び法学部部長を歴任された後、 第9代防衛大学校長として、2012年4月から昨年3月まで9年の長きにわたり、学生の教育・ 指導にあたられました。
國分良成前学校長は、「使命感」やグローバルな価値観の中での「日本的美徳」 を重視され、「新たな高み」や「さらなる高み」等のプロジェクトを推進されました。その結果、海外派遣学生は派遣国でトップレベルの成績を残した他、2019年の米陸軍士官学校(ウエストポイント) 主催のサンドハースト競技会では、防衛大学校チームが各国の士官候補生49チームが競う中、7位に入る等の成果を上げ、「防衛大学校を世界一の士官学校とするべく」ご尽力されました。
その國分良成前学校長が、「素晴らしい学生たち」とたたえる防衛大学校学生の学生舎生活、勉学、訓練等について、その実像をすべてを語りつくされた著作です。
母校を卒業して久しい我々同窓生にとっては懐かしく、かつ新鮮であるとともに、卒業生以外の一般の方にも防衛大学校及び防衛大校学生への理解を深めていただける内容であることから、広く皆様にご紹介させていただきます。
(広報部人材バンク 31期海 佐藤恭弘 記)
8人1部屋の全寮制。朝6時にラッパで起床。髪型、恋愛、外出の規則。朝から夜までみっちりと詰まった「日課時限」と、陸海空1005時間の実践訓練……。
世間一般には、大学といえばモラトリアムともいわれる緩んだ期間だが、国防のために寸暇を惜しんで学び続ける若者たちがいる。厳しい日々にもかかわらず、多くの卒業生は「生まれ変わっても防大に入りたい」と口をそろえる。
他者のために生きるプライドを秘めた人材を育成する学び舎の実像、そのすべてを前防衛大学校長が語りつくした。
※画像及び紹介文は、中央公論新社から提供いただいたものです。