令和４年５月３１日（火）、令和４年度カッター競技会が走水海上訓練場沖で実施されました。
入校式の延期により実施が約1か月延期されましたが、新型コロナの影響で中断されていた学生・ご家族の応援や部外者の招待が３年ぶりに復活し、海からも陸からも熱気が感じられる競技会となりました。
　同窓会からは村川副会長が参加し応援されました。

競技要領は、

　であり、午前に予選、午後から決勝が行われ、各クルー優勝を目指し競い合いました。

　予選レースは風雨と潮流の影響を受け漕艇が難しいレースとなりましたが、第１大隊１艇、第４大隊３艇がそれぞれ決勝に勝ち上がりました。

　決勝レースでは、１１クルー、４２クルー、４３クルー、４４クルーが出場し、スタートにあたり機動艇上から村川副会長が「海上自衛隊に行く皆さんは今後も死ぬほど漕げますが、陸上・航空自衛隊に行く皆さんはこれが最後なので優勝目指し頑張って漕いでください。」と激励されました。

　スタート時には天候も回復し、各艇とも訓練の成果を遺憾なく発揮する白熱したレースとなりました。
結果は、第４大隊が１，２，３フィニッシュを決め、４３クルーが接戦を制しました。

競技会成績は次のとおりです。 　

　表彰式は、陸上競技会にて行われました。大隊対抗の部では学校長から優勝大隊に表彰状、優勝旗及び伝統ある「カッター競技会優勝大隊」の看板が授与されました。クルー対抗の部では、第１位～第３位のクルーに対し学校長から表彰状が授与、村川副会長からメダルが贈呈されました。

　最後に久保学校長が訓示され、贈られたメダルは、防衛大学校同窓会からの支援である旨もご紹介いただき、今年度のカッター競技会は無事に終了しました。

（３０期海　時久寛司 記）