令和３年３月２０日（土）及び２１日（日）、防衛大学校　本科第６５期学生、理工学研究科前期課程第５８期学生、同後期課程第１８期学生、総合安全保障研究科前期課程第２３期学生及び同後期課程第１０期学生に対する卒業証書授与式及び卒業式典が挙行されました。残念ながら当日は荒天となり、観閲式及び祝賀飛行は中止となりました。

　２０日（土）、卒業証書授与式が記念講堂で行われ、本年度の卒業生である本科学生４２０名（留学生２３名を含む）及び研究科学生７８名（留学生６名を含む）に対して、卒業学生全員に卒業証書が授与されました。式において國分学校長は、『国民の安全と平和を守り抜く最後の砦である自衛隊の幹部を養成する唯一無二の最高学府の卒業生であり、人に国に世界に貢献するという防大プライドを堅持しつつ、卒業後も統合マインドをもって陸海空の同期生と密に連絡を取り合い個性を大事にしながら切磋琢磨し連携して困難を乗り越えてもらいたい。』と贈る言葉を卒業生に述べられました。

　２１日（日）、卒業式典が行われ、菅内閣総理大臣のご臨席のもと、國分学校長から代表学生に対する卒業証書授与に続いて式辞、菅内閣総理大臣及び岸防衛大臣からの訓示、来賓代表の三浦瑠麗氏による祝辞があり、本科卒業生代表が答辞を述べました。
　続いて行われた一般幹部候補生の任命・宣誓式では、卒業生は陸・海・空の制服に着替え、各要員別に陸曹長、海曹長、空曹長に任命され、一般幹部候補生を命ぜられました。そして、総員で宣誓を行い、菅内閣総理大臣に宣誓書を手渡しました。

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（２９期陸　平栗　浩一　記）