第43期生ホーム・ビジット・デー(HVD)
2020.01.16
爽やかな秋空の下11月16日、17日の両日、令和元年度開校記念祭の開催に合わせて、第43期生は卒業20周年にあたり、ホーム・ビジット・デー(HVD)を開催し、数多くの参加者が旧交を温めることができました。
我々、第43期(平成7年4月入校)は、第4期目となる女性の本科学生を受け入れたことにより全学年に女子学生が配置された最初の年となりました。卒業から20年間、我が国の防衛のため、国内外の行動任務等における現場指揮官、防衛力整備を担う幕僚のほか、防衛駐在官として各国との関係強化等に従事しております。また、母国に帰国した留学生は各国軍隊における主要幹部として、自衛隊を退職した同期生は各企業及び自治体等において活躍しております。
さて、第43期生HVDは、11月16日に前夜祭として、卒業生のみによる懇親会を実施し約80名が参加し、翌17日には母校において、ご家族を含め約250名が集まり、経年劣化したお互いの風貌を確認したほか、家族間の交流を図り、昔を懐かしむとともにお互いの近況を情報共有する等、同期団結の強化を図ることができました。卒業後、初めて母校を訪れた同期生からは、本館、記念講堂、学生舎、学生食堂及びラグビー場の変貌に驚くとともに、学生会館から見下ろす東京湾など懐かしい面影を確認し、改めて20年の歳月を確認することができました。
HVDはまず、4月から開催準備の中核を担った4名の代表者(期生会長鎌田(空)、天内(陸)、江畑(海)、池尻(空))による國分学校長への表敬を実施し、HVD開催に関する謝辞を伝えました。
総合グランドで実施された記念式典・観閲式では、HVD用に観覧席を準備していただき祝賀飛行、観閲行進、儀仗隊を間近で見学することができました。
メインイベントである懇親会は、志津(空)、角(海)の司会のもと、期生会長鎌田(空)の挨拶、2週間前の準備MTGを休んだために指名された大崎(陸)による乾杯で開始されました。また、留学生が参加できなかったため、留学生似の渡邊(空)による代理スピーチが実施され、持ち前のトーク力を遺憾なく発揮し、会場の爆笑を一気にさらっていました。
同懇親会には、ご多忙のところ國分学校長にお越しいただき、管理職となった我々をサンドイッチに例えて、「具のないサンドイッチは美味しくない」とその重要性をお話しされるなど、激励のお言葉を賜りました。
また、岩﨑同窓会会長からは、HVDのほか、約20年後、防大卒業式に招待されるホーム・カミング・デー(HCD)についても紹介され、同窓会活動への理解を促進しつつ、引き続き期生会活動の活発化を進めるよう、お言葉を賜りました。
第43期生会からは、在校生に「姿見鏡」を贈呈させていただき、学生隊による検討結果の末、第1大隊に設置されることになりました。
應援團リーダー部による口上に引き続き、参加者全員による逍遙歌を斉唱しました。應援團リーダー部には女性團員もおり、男子團員にも負けない気迫をみせてもらいました。
最後に、本イベントの功労者の1人である、第3大隊首席指導教官の近藤(陸)による一本締めを実施し、全員で写真撮影を実施し、懇親会を終了しました。また、紙面をお借りし、同じく功労者である防大防衛学勤務の染谷(陸)にも感謝したい。
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(第43期生会長 鎌田 淳 記)