防衛大学校関連

防衛大学校第66期期生会設立総会

2019.03.31

 平成31年3月7日(木)、防衛大学校において、第66期期生会の設立総会が開かれました。期生会は、総員533名、うち女子学生72名、留学生7か国24名をもって設立され、期生会長に第212小隊平井涼子学生が選出されました。
 同窓会からは、千葉德次郎副会長が出席し、祝辞を述べるとともに、設立のお祝い金と期生会に対する助成金を手渡しました。
 総会に先立ち、千葉副会長は、國分良成学校長、辻秀夫副校長、香月智副校長、納冨中幹事及び小原台事務局長代理森迫1等陸佐と懇談しました。懇談は、千葉副会長が防大幹事経験者ということもあり、近年の学生の状況、防大のあるべき姿や学生時代の思い出など、多岐にわたって大いに盛り上がりました。
 11時から記念講堂において設立総会が開催され、平井期生会長以下9名の役員紹介に引き続き、平井期生会長の所信表明が行われました。この中で、平井期生会長は、「期生会のテーマとして、『我々はどこまで行くのか』をあげ、一歩一歩、前へ上へと向かっていく」ことを誓うとともに、期生会員には「第66期生としての誇りを持って欲しい」と要望し、力強く所信を表明しました。
 國分学校長の祝辞では、森敦の芥川賞受賞作品『月山』から一場面を引用し、一見無駄に思われるような努力を一つ一つ積み重ねていくことの大切さを説きました。「防衛大学校は、知識、体力、人間関係など幅広く磨いていくことができる唯一の学校であり、部下を守り、社会を守り、国を守り、世界の平和を守るため、人格の陶冶に努める」ことの重要性を特に強調しました。
 引き続く、千葉副会長の祝辞では「諸君の入校式でも述べたとおり、1学年はインターンともいうべき期間であり、防大生は何のために、何をしなければならないのか、何を期待されているのかを考えてきたと思う。初代槇校長の銅像が1大隊の舎前にある理由は、課業行進など学生が必ず通る場所に設置することで、原点に立ち返るためである」と常に建学の精神を忘れることなく精進することの重要性を示しました。また、防大、幹部候補生学校、レンジャー課程など同期生に助けられた経験を紹介し、同期生の「縁」「絆」を大切にして欲しいと述べられました。
 式の締めくくりとして、学生歌を斉唱し、設立総会を終了しました。
 12時からの会食は、1学年のみの会食となり、来賓とともに和やかな雰囲気の中で進められました。各中隊代議員もビデオにより紹介され、大いに盛り上がる中、第66期期生会設立総会に伴う行事は全て終了しました。

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懇談
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役員紹介
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期生会長所信表明
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学校長祝辞
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千葉副会長祝辞
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助成金授与
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会食

                              (28期陸 佐々木 博茂)

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