防衛大学校関連

断郊・持続走競技会激励について

2018.04.02

 平成30年3月12日(月)、防衛大学校において断郊・持続走競技会が実施され、同窓会を代表して千葉副会長が激励のため小原台を訪問しました。
 当日、朝一番で直接走水門(裏門)に向かい、まず断郊競技会のスタート地点に移動する学生を激励、その後、7キロの断郊コースの中で一番キツイと言われる射場裏の最後の上り坂に移動し、第1分隊から最終分隊まで全ての分隊を応援しました。
 午後には卒業前の4学年が駅伝方式で行う持続走競技会を応援、応援の合間には周囲の学生・職員にも声を掛け、激励をしながら現在の小原台での教育・訓練・学生舎生活の様子などを確認しました。
 競技会は、競技の運営から応援まで学生主体で行われ、大隊毎の趣向溢れる応援など、防衛大学校らしさが大いに感じられました。
 学生たちの奮闘激走の結果、断郊競技・持続走競技共に大隊対抗の部は僅差の勝負となり、持続走競技会の結果は閉会式時点でも再審議、後日発表となるほどの白熱ぶりでした。
 競技会の結果は次の通りです。
【断郊競技会】(3学年) 
〇 大隊対抗の部
  第1位:第1大隊 38分37秒   第2位:第4大隊 38分46秒
〇 分隊対抗の部
  第1位:第401分隊 31分47秒
  第2位:第201分隊 31分53秒
  第3位:第301分隊 32分17秒   
【持続走競技会 】(4学年)
〇 大隊対抗の部
  第1位:第1大隊 18分40秒   第2位:第3大隊 18分41秒
〇 チーム対抗の部
  第1位 :第112分隊 2時間20分46秒
  第2位 :第142分隊 2時間21分18秒  
  第3位 :第122分隊 2時間21分54 秒
〇 女子学生の部(個人)
  第1位 :桑村 葵   19分07秒
 最後に、閉会式では千葉副会長が同窓会代表として挨拶を述べ、「自衛隊という職業の中で防大4年間の修業の意義、当競技会の位置づけと奮闘した学生への慰労・激励」の意を表するとともに、副賞として授与されたメダルが防大同窓会から寄贈されたものであることを紹介しました。

 千葉副会長挨拶(要旨)
 「優勝大隊、入賞分隊おめでとうございます。世論調査に『議員、官僚、大企業、警察官等の信頼感調査』というものがあります。その中において、自衛隊は国民から最も信頼されている職業です。その理由は、国民の期待を裏切らない、そして、必ず責任を取るからではないかなと思います。皆さんは、この小原台で4年間、最も高い信頼を受けている自衛隊の幹部となるために、心と頭と体を鍛えています。その修行の場の一つが、今日の3年生の断郊競技であり、4年生の持続走であると思います。今日は走ることが主体の修行でしたが、同時に最も大事な心を鍛える場であったとも思います。信じている仲間を裏切らない、その期待に応えるために最後まで全力を尽くし、責任を果たす。その意味において、入賞チームのみならず、自己ベストタイムを出した個人、チームにもお祝いを申し上げます。同窓会は、今後も皆さんの厳しい修行の激励の一つとして、メダル等を贈呈させて頂きます。(要旨)」

 久しぶりに訪れた小原台では、隊舎や本館周辺の施設が改・新築となり変わりつつある風景と、学生に求められ受け継がれている不易なものとが感じられ、大変感慨深い訪問となりました。

1-1300329.jpg 1-2300329.jpg 1-3300329.jpg
       スタート地点に向かう学生を激励            職員分隊の応援

2-1300329.jpg 2-2300329.jpg 2-3300329.jpg
 1番きつい射場裏での応援           競技場・ゴール直前の様子

3-1300329.jpg 3-2300329.jpg 3-3300329.jpg
  持続走競技会スタート       タスキリレー        同期の伴走を力に!

4-1300329.jpg 4-2300329.jpg 4-3300329.jpg
      分隊対抗の部1~3位までメダル贈呈         千葉副会長 激励挨拶

                             (同行者 27期陸 菅野 茂 記)

前の記事  次の記事