防衛大学校同窓会鳥取地区支部総会行事等成果報告
2017.08.09
1 概 要
防衛大学校同窓会鳥取地区支部(支部長:吉岡 元)は、昨年(平成28年)11月に、山陰の片隅で産
声を上げたばかりの小さな同窓会ですが、本部事務局の支援を得て、同窓会の活動目的である会員相互の親
睦と母校支援達成のため、現地においてささやかながら精一杯、活動を始めたところです。
平成29年7月15日(土)には、1000~1400の間、ホテルハーベストイン米子(米子市弥生町
8-27)において、現職会員14名を含め会員31名の参加を得て、第1回総会行事(支部総会、講演会
及び懇親会)を実施しました。なお、総会行事には、自衛隊鳥取地方協力本部長 松田1陸佐(34期)、航
空自衛隊美保基地副司令 林田1空佐(34期)、陸上自衛隊米子駐屯地業務隊長 佐藤2陸佐(34期)の他
、第8普通科連隊から隊員1名、第3輸送航空隊から隊員10名が参加するなど、多数の現役会員の参加が
得られました。
また、参加者の中には夫妻がともに同窓生という者もいました(奥様は残念ながら欠席)。
まず、総会においては、平成28年度事業成果と収支決算報告及び平成29年度事業計画と予算計画が提
示され、それぞれが参会者によって承認されました。
引き続き、講演会では、講師として境港市長 中村勝治氏を招聘し、「環日本海オアシス都市の実現をめ
ざして」と題して行われた講演を聴講しました。
そして、一連の総会行事の締めくくりとして懇親会を実施し、会員の融和団結と鳥取地区支部の今後の発
展を誓って総会行事を終了しました。
鳥取地区支部行事参加者(中村市長を囲んで)
2 支部総会
総会では、吉岡会長の挨拶の後、事務局による平成28年度事業成果及び収支決算並びに会計監査結果に
ついて報告されました。
続いて、平成29年度事業計画及び予算計画が報告され、いずれの案件も満場一致で承認されました。
吉岡会長挨拶
3 講演会
講演会では、境港市長 中村勝治氏を講師にお招きし、「環日本海オアシス都市の実現をめざして」と題
して約1時間に亘る講演を拝聴しました。
人口65万人の圏域(境港市、米子市、松江市、出雲市)としての活動、鬼太郎ロードリニューアル等の
境港市独自の活動が話された後、防衛施設である美保基地の所在に伴う防衛省との共存共栄について語
られ、参加者は興味深く耳を傾けていました。
中村境港市長の講演を聴講
4 懇親会
懇親会は、8期生から53期生までが一同に会しての会となりました。
小原台の思い出、OB会員の現職時の経験談、現役に対する激励、現役会員からの自衛隊の活動現況、そ
して、各会員の近況報告など、相互に語らう姿は熱気を帯び、いつまでも話しの尽きることはありませんで
した。
会を終えるにあたり、参加者総員で「逍遥歌」を熱唱し、53期生の万歳三唱にてお開きとなりまし
たが、皆立ち去りがたく、互いに再会を約束し、会場を後にしていました。
肩を組み逍遥歌を熱唱する 万歳三唱(53期・空)
5 その他
以下のとおり、防大生部隊実習を支援・激励しました。
(1)航空要員第2学年 35名(美保基地):7月5日
美保基地防大同窓会主催の歓迎会に吉岡会長・菊地副会長が参加しました。
吉岡会長、菊地副会長と懇談する防大2年生
(2)陸上要員第3学年 7名(米子駐屯地):7月19日
第8普連長主催の歓迎会に菊地副会長が参加し、激励品を贈呈しました。
部隊実習の防大3年生に対し激励 菊地副会長から激励品を贈呈
(3)海上要員第4学年 58名(鳥取港):7月22日
鳥取港埠頭にて西尾副会長が激励の言葉を述べた後、激励品を贈呈しました。
(第4護隊司令 黒田1佐(34期)、「いなづま」艦長 増田2佐(44期)
及び「さみだれ」艦長 岡田2佐(37期U))
部隊実習の防大4年生に対し激励 西尾副会長から激励品を贈呈