平成29年度防衛大学校入校式典への出席
2017.05.02
平成29年4月5日(水)、五分咲きの桜に満開を促すかのような南風の晴天下、平成29年度防衛大学校入校式典が挙行され、同窓会を代表して岩崎茂副会長が臨席しました。
記念講堂で行われた入校式には、本科第65期学生467名及び留学生27名、理工学研究科前期課程第56期学生43名及び留学生4名、同じく後期課程第17期学生3名及び留学生3名、総合安全保障研究科前期課程第21期学生13名、同じく後期課程第9期学生1名が参列しました。会場内には、ビデオカメラを構えた父兄の姿とともに、211名の防大5期生が入校60周年を記念するホームカミングデー2として列席し、新防大生の誕生を見守りました。
國分学校長からの任命を受けた本科学生が精一杯の大声で宣誓の言葉を唱和すると、会場の空気は一瞬にして若人の溌剌とした気で満たされました。國分学校長の「新たな高みに向けて知・徳・体の充実を図れ」との激励の言葉に、新入生たちは
真剣な眼差しで応え、これを温かく見守る父兄の姿が印象的でした。
(若宮防衛副大臣訓示) (國分学校長式辞)
(宣誓書提出) (入校式全景)
引き続いて陸上競技場において観閲式が行われ、防大卒業生が搭乗する陸・海・空の航空機12機が見事な編隊飛行を披露した後、新入生が整列する眼前を上級生が堂々たる行進を見せると、新入生は紅潮した頬を輝かせていました。
(学校長巡閲) (観閲行進)
入校式・観閲式と長時間の緊張が解けた後、学生食堂において午餐会が開かれました。國分学校長のユーモアあふれる暖かい挨拶に会場の空気が和らぎ、会食が始まると、父兄に囲まれて童顔に戻った新入生の笑顔があちこちの卓で満開となり、会場全体が祝賀ムードに包まれました。最後に、岩崎副会長が激励の言葉を贈った後、万歳三唱で締めくくり、盛況のうちにお開きとなりました。
(國分学校長挨拶) (副会長万歳三唱)
すべての式典が終了した後、誇らしくも不安げな表情の父兄たちが後ろ髪を引かれながら正門を後にする姿に、新入生の今後の奮闘と発展を祈念するとともに、同窓会として最大限の支援を誓うものであります。
(広報部 井田 記)