断郊・持続走競技会激励について
2016.03.24
平成28年3月9日(水)、早春の防衛大学校において例年どおり、断郊・持続走競技会が開催され、槇原理事が激励のため小原台を訪問しました。
当日は、今にも降り出しそうな空模様の中、断郊競技会が開始され、持続走競技会が始まる昼過ぎからは冷たい雨となり、時間を追って風雨が強まるという過酷なコンディションでしたが、競技参加者の闘争心溢れる激走と熱心な応援合戦により、終始熱気につつまれ、緊迫感が肌で感じられる素晴らしい競技会となりました。
断郊競技は、3学年(61期)が男女混合8名により分隊を編成し、観音崎公園から防大の陸上競技場までの約7キロのコースを、背のう、水筒等を背負って分隊員総員で揃って走り切る競技です。
また、持続走競技は、4学年(60期)が5人で1チームを編成(一部男女混合)し、陸上競技場をスタート、校内を約2周半して陸上競技場に戻って、タスキをリレーする競技であり、各人の走行距離は約5.5キロとなります。
断郊・持続走ともに、各大隊の平均タイムで順位が決定される大隊対抗戦と、上位3個分隊及びチームが表彰される、分隊・チーム対抗戦に分かれて表彰が実施され、持続走においては、女子で最も早いタイムを出した学生にも敢闘賞が授与されました。
成績は次のとおりでした。
(断郊競技 大隊対抗の部)
優勝:第2大隊(32分24秒)、準優勝:第3大隊(35分54秒)
(断郊競技 分隊対抗の部)
1位:401分隊(29分41秒)
2位:101分隊(30分18秒)
3位:201分隊(30分33秒)
(持続走競技 大隊対抗の部)
優勝:第3大隊(20分31秒)、準優勝:第2大隊(21分10秒)
(持久走競技 チーム対抗の部)
1位:第1大隊第1チーム(1時間29分41秒)
2位:第4大隊第1チーム(1時間31分10秒)
3位:第3大隊第1チーム(1時間31分15秒)
女子敢闘賞 第323小隊 山脇学生(21分35秒)
また、断郊・持続走競技それぞれ1~3位までの分隊・チームと女子敢闘賞にメダルが授与され、同メダルは防大同窓会から寄贈されたものであることが紹介されました。なお、防大同窓会を代表して槇原理事が、「第3、4学年に対する慰労の言葉と優勝大隊及び1位の分隊・チームに賛辞を送るとともに、自衛隊の統合運用に向けた防大の存在意義及びそこで培われる絆の大切さ等について」述べ、学生を激励しました。
競技会は、多くのさわやかな笑顔、汗、涙そして熱い思いを残し、無事終了しました。
(事業部 籠谷 記)