防衛大学校留学生のホストファミリー募集案内
2014.02.12
防衛大学校留学生のホストファミリー募集案内
「留学生の日本のお父さん、お母さんになってみませんか」
防衛大学校では、昭和33年のタイ王国からの留学生を皮切りに、これまで11カ国(主として東南アジア諸国)350名以上の長期留学生を本科学生として受け入れてきました。現在も日本語留学生(本科学生の前段階として1年間の日本語研修生)を含め、9カ国から103名が在学中です。
留学生は、日本人学生と同様に寮生活であるため、一般市民との交流及び一般家庭の生活を体験する機会が限られています。そのため、平成元年から日本の伝統、文化、生活習慣等を幅広く理解し、日本での留学がより有意義なものとなること、 さらに、両国の友好親善のさらなる発展の一助となることを目的にホストファミリー制度(正式名称:留学生協力家庭制度)が開始されました。現在、43家庭がホストファミリーとして活動され、防衛大学校同窓生も6家庭が参加されています。
また、近年では、米、 豪、仏国からの交換留学生(約4カ月)も受け入れており、防衛大学校同窓生3家庭を含む7家庭がホストファミリーとして活動されています。 留学生との交流は、週末の外出や長期休暇の際に留学生がホストファミリーのお宅を訪問して行われており、ホストファミリーの方々を「日本のお父さん、お母さん」と呼び慕っているそうです。現在まで、ホストファミリーとの交流を通じ、各留学生は日本に関する理解と知識を深め、知日家、親日家として防衛大 学校を巣立っています。
防衛大学校は留学生が今後さらに増加することに鑑み、ホストファミリーを募っています。防衛大学校同 窓会もこのホストファミリー募集に協力することとなり、広く同窓生の皆さんに将来各国の軍の中枢を担う留学生に日本の生活等を紹介していただける方を募集いたしますので、ご協力をお願いいたします。ホストファミリーに関します細部は、以下のとおりです。ホストファミリーご希望の方、若しくは、更に詳細を確認したい方は
防衛大学校同窓会本部へご一報(TEL, FAX:03-3351-8910 E-mail:honnbu@ bodaidsk.com)下さい。担当から改めてご連絡を取らせていただきます。
- 1.ホストファミリーと防衛大学校との関係
ホストファミリーは、当該制度の趣旨に賛同された方を防衛大学校長が委嘱し、ボランティアとして行っていただいています。防衛大学校とは、1対1の関係であり、防衛大学校がホストファミリーによる団体の結成やホストファミリーが実施する行事等を統制していません。 - 2.ホストファミリーの条件
(1) 留学生と知人(若しくは友人等)としての付き合いを継続する意思があり、日常生活の案内や日本の理解のための支援をしてくださること。
(2) 国籍、人種、宗教等の差別がないこと。
(3) 同居家族全員のご賛同が得られていること。
(4) 防衛大学校から片道2時間程度の移動圏内に居住されていること。 - 3.ホストファミリーの任期
原則毎年4月から1年間とされています。各年度末に防衛大学校から継続の確認が行われ、辞退の申し出がなければ継続されています。 - 4.その他
(1) 留学生は各国の将来を担う人材であり、防衛大学校同窓会としてはホストファミリー希望者が同窓生であることを確認の後、防衛大学校に連絡いたしますので、第一報は防衛大学校同窓会本部へお願いします。
(2) 平成25年9月現在、タイ、インドネシア、韓国、 フィリピン、ベトナム、モンゴル、カンボジア、 東ティモール、ラオスからの留学生が在校しています。防衛大学校は、ホストファミリー希望者と事前に受け入れ可能人数等を確認ののち、留学生を紹介しています。
ホストファミリー(石川氏家族)と留学生スナップ写真
最後に、
協力家庭となっておられる石川氏(防大12期)のコメントと、留学生の感謝のコメントを紹介します。
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