ANIORU'S CUP 2025について
2025.03.02
2月21日(金)~23日(日)の間、三河みとマリーナ(三河湾)において、日本学生外洋帆走連盟主催の「ANIORU'S CUP 2025」が開催され、防大、神戸大、東大と日大・慶大・千葉大合同チームの4艇が出場しました。
21日(金)は体重計測等と事前練習が実施されましたが、防大チームは移動中も駅弁を 我慢して計測に臨み、規定の400kgをクリアしてクルー6名体制でレースに参加することが出来ました。22日(土)は北西風が卓越してレースは中止となりましたが、アンパイアによるルール講習会や懇親会が実施され、他大学の学生と交流する良い機会となりました。23日(日)は中風~やや強風下のコンディションで計5レースが実施されました。
・第1レースは上マーク回航直後のスピンの不安定で3着
・第2レースは上りで抑えられタックの時期を逸して4着となりましたが、第3レース以降はそうした不具合点も徐々に改善されていきました。
・第3レースは最初の上りのタクティクスを上手く運び、下マークでも先行艇からルームを獲得して先行したものの上りへの移行に失敗し3着。
・第4レースは特に大きな失敗はなかったものの結果は4着。
・第5レースでは一時トップに立つ場面もありましたが、最終レースの順位を考慮して3位を争う合同チームを抑えることを優先、2着となりました。
この結果、総合順位は神戸大(7点)、東大(9点)、防大(16点)、合同チーム(18点)という結果になりました。
日本学生外洋帆走連盟HP:リザルト_アニオールズカップ2025
防大チームはこの一年間、「ANIORU'S CUP」優勝を目標に、クルーワーク強化を中心に練習に励んで参りました。特に3学年の2名は、ヘルムスマンの岩本学生が負傷のため練習機会が十分ではなかったところを主将の小嶋学生がタクティクスでカバーするなど最上級生として真摯に取り組んできたところです。最終的には参加4チーム中3位という結果ではありましたが、他大学と競い合う場面で貴重な経験をすることが出来たものと考えており、要改善事項を明確にした上で来年の大会に向け新チームでの練習に励んでいきたいと思います。
なお、本大会参加に当たっては走水会からの遠征支援金のほか、今回も地元在住の久間博敬OB(35期)から宿泊給養について御支援を頂き、また、古賀裕志OB(24期)からの支援金で部外コーチの指導を受けるなど多くの支援を頂きました。このようなヨット部の活動はまさに走水会をはじめOB・OGの皆様の御支援の賜物であり、この場を借りて改めて御礼を申し上げます。