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報告

東大定期戦及び全日本学生選手権(個人戦)結果概要、剣道部夏季合宿について

2024.07.30

剣友会各位    

 暦は、7月終わりに近づき、大変、厳しい暑さが続いておりますが、剣友会の皆様におかれましては、ご健勝にてお過ごしのことと拝察申し上げます。  

 6月の東大定期戦及び全日本学生選手権(個人戦)結果概要、8月剣道部夏季合宿について記載させて頂きます。  

 一か月以上経過してしまいましたが、6月23日(日)東大七徳堂にて開催されました東大定期戦は、1045開会式の後、11時位から女子9人戦、昼食を挟んで、12時30分位から男子40人戦が実施されました。 

 審判長は、東大剣道部OB、S60卒、29期相当の牧先輩・教8が務められ、審判員は、警視庁剣道指導室の坂田先生・教8、中田先生・教8、島村先生・教8(4月に開催された全日本都道府県対抗大会、優勝の東京チームの大将)お名前がわかりませんが3名の教7の先生、計6名が務められました。

 防大側からは、部長の佐々木先生、監督の蒔苗先生、剣道部顧問の玉岡先輩55陸、井上陸曹長、校外から杉田先輩7陸、村上先輩29空、菅野先輩33陸、の3名が観戦応援となりました。 

 女子9人戦は、先鋒の4学年69期の長嶺学生(昭和薬科大学附属)が、小手、胴の二本勝ち、次鋒は面、胴、七将が小手の二本負けとなるも、六将の3学年70期の根岸学生(日大高校)が引き分けて、流れを止めて、中堅の72期1学年の播磨学生(徳島文理高校)が、小手の一本勝ち、四将が胴の一本負けと苦しい展開となりましたが、三将の2学年71期の近江学生(盛岡第一高校)が、面の二本勝ちをして、3勝3敗取得本数5対5の同点に追いつき、副将の3学年70期の鈴木学生(桐蔭学園高校)が面の二本勝ちをして、逆転、大将の69期4学年の女子責任者の宮本学生(生野高校)が、東大の大将、全日本女子学生選手権出場の4学年の山本選手(岡崎高校)に、面を先取されるも、攻めつつ凌いで 一本負け、4勝4敗1分、7本対6本の本数勝ちで、防大の優勝となりました。 

  昼食休憩を挟み、12時30分~男子40人戦、前半21人目迄は、 8勝8敗5分 20本対20本の同点でしたが、22人目~29人目迄は、引き分け1を挟み7連敗、30人目は、勝つも、31人目~33人目が3連敗、この時点で、9勝18敗6分23本対36本で、チームとして負けが決定しました。34人目~40人目の7人、防大側は、秋の優勝大会(団体7人制)の選手候補は、後述する6月30日()全日本学生選手権大会(個人戦)に出場の4学年、四将の北條学生(宇都宮高校)が、上段の栗林選手に見事な左飛び込み小手での勝ちを含めて、5勝1敗1分、大将の主将の4学年69期の林学生(春日高校)東大主将の4学年の関選手(長生高校)に、見事な飛び込み面を決めて、一本勝ちを納めて占めましたが、結果は、14勝19敗7分、30本対39本で、東大の優勝となりました。

 審判長講評では、牧先輩から、「白熱した試合良かった。ただ、開会式審判長注意で述べた礼法が、一部できていない学生がいる。 剣道は、真剣勝負、礼法は、武士が、真剣勝負に向かうための覚悟を示すもの、試合前の下げ刀、礼、帯刀、試合後の納刀、帯刀、礼、下げ刀をしっかり、行い礼法を行うごとが、試合内容にも活きてくる。試合の時だけでなく、日頃の稽古からしっかり心がけてもらいたい。」旨、お話がありました。

 閉会式後、合同稽古、3分×5回の地稽古が実施され、OBは、村上先輩29空及び菅野先輩33陸が参加しました。 終了後、集合写真撮影、懇親会が、16時30分~18時、大学校内学生食堂で、学生、指導陣、OB等、約140名が参加して開催されました。最初の挨拶は、参加先任OBにより、東大は、田中先輩・S53卒・22期相当、防大は村上先輩29空が、それぞれ、将来に通ずる東大・防大の交流の意義を話された後、乾杯の音頭を、東大OBで、全剣連専務理事の中谷先輩・S50卒・19期相当が、 東大・防大定期戦の歴史(昭和30年、1955年開始、来年令和7年、2025年で70周年)について触れながらとられ開会し、交流が図られました 。 

 

 次に、6月30日() 武蔵野の森総合スポーツプラザ(於:東京都調布市)にて開催されました第72回全日本学生剣道選手権大会(及び第71回全日本学生剣道東西対抗試合)は、全国8地区代表212名(関東代表72名)の選手により、熱戦が繰り広げられました。

 防大からは、4学年69期生の北條壮磨学生(宇都宮高校出身、栃木)が出場し、1回戦で、勝間選手(環太平洋大学、中四国代表、徳島科学技術高校)と対戦し、5月の関東学生選手権大会で全日本出場権を獲得した時と同様に、左手を中心に収めた落ち着いた構えから、捨て切った面技も繰り出し、善戦をしましたが、鍔迫り合いに関わるやや厳しいと思われる判定の反則、諸手突き技を繰り出した際に竹刀が離れての反則の2回で、相手に一本を取られる状況となり、そのまま時間切れとなり、惜敗となりました。  

 試合の状況は、次のURLにアクセス頂くとご覧になれます。赤が、北條学生です。https://mainichi.jp/kendolive/senshuken/k2024/match/m0102?time=48m50s 

 なお、北條学生に勝った勝間選手は、2回戦、延長で、北村選手(東京国祭大、関東代表、日章学園高校)にメンの一本勝ち、3回戦延長戦で、杉山選手(大阪体育大、関西代表、和歌山東高校)にメンの一本勝ち、4回戦で、溝部選手(東海大学、関東代表、高千穂高校)にメン一本を取りましたが、メン二本を取られ、惜敗、ベスト32でした。  

 優勝は、矢野選手(法政大学、関東代表、福大大濠高校)、準優勝は、平尾選手(筑波大学、関東代表、九州学院高校)、3位は中田選手(国士館大学、関東代表、翔凜高校)及び田城選手(筑波大学、関東代表、福岡第一高校)、敢闘賞(ベスト8)は、小畔選手(中央大学、関東代表、福大大濠高校)、遠藤選手(東海大学、関東代表、東海大浦安高校)、福岡選手(中央大学、関東代表、九州学院高校)及び、久保選手(国士館大学、関東代表、本庄第一高校)と入賞は、全て関東代表となりました。 なお、審判員として、村上先輩29空が、前日6月29日(土)開催の第58回全日本女子学生剣道選手権大会(及び第18回全日本女子学生剣道東西対抗試合)と伴に参加致しました。 

 防大は、7月26日(金)、約1月間の夏季定期訓練が終了し、8月18日(日)迄、夏季休暇となっております。

 剣道部は、夏季合宿を8月13日(火)及び14日(水)校内(武道場)、15日(木)~18日(日)移動を含めて校外(観音温泉)で、次の◎のスケジュールで、部の最大の目標としている9月8日(日)日本武道館における関東学生優勝大会(団体戦、7人制)及び9月21日(土)墨田区総合体育館における関東女子優勝大会(団体戦、5人制)における全日本出場権獲得に向けて、実施予定です。

◎夏季合宿

〇13日(火)AM、PM

〇14日(水)AM、PM

〇15日(木)AM:移動(学校→観音温泉)、PM

〇16日(金)AM、PM

〇17日(土)AM、PM:部内選手権

〇18日(日)移動

AM:0900~1130    PM:1400~1700

 期迫ってのお知らせとなり、お盆休暇中の方も多いと拝察致しますが、ご都合が合えば、学生と稽古、指導、交流を図って頂ければ幸いです。

 合宿に参加いただける先輩方におかれましては下記のメールアドレス迄連絡をお願い致します。

tama.zoo@icloud.com (玉岡)

 剣道部が、5月、6月の各種大会、東大定期戦の経験を踏まえ、夏季合宿で行き足をつけ、9月の男女優勝大会(団体戦)における全日本出場権獲得を祈念させて頂きたいと思います。

 暑さ厳しき折、ご自愛祈念させて頂きます。

剣友会事務局

東大定期戦 会場 七徳堂 全景(2024.6.23).JPG東大定期戦 開会式 宣誓(2024.6.23).JPG東大定期戦 試合前ミーティング(2024.6.23).JPG東大定期戦 女子大将戦(2024.6.23).JPG東大定期戦 男子 大将戦(2024.6.23).JPG東大定期戦合同稽古(2024.6.23).jpg東大定期戦試合後集合写真(2024.6.23).jpg東大定期戦 試合後(両校主将、主務).jpg大会試合後 蒔苗監督と伴に北條学生(2024.6.23).jpg大会試合後 終礼(2024.6.30).jpg大会試合前 練習風景(2024.6.30).jpg

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