オンライン三金会報告(更新)
2021.07.26
井 上 陽
初めての「オンライン三金会」を終えて
恒例 (奇数月第3金曜日・於偕行社) の三金昼食会が7月16日、常設会場の談話室が休止のためオンライン形式で開催され、全国から15名が参加して、何時ものように歓談を楽しみ、後半には金塚行雄君の「認識台湾」と題するタイムリーな濃く熱い講話に、久しぶりの刺激と感動を共有した。
今回のようなネット利用開催は初めてであり、主催・参加者ともに戸惑いや機器操作の不慣れから手間どったものの、なんとか成功裏に実施できたのは久保田穣一君のご尽力に負うところが大きい。同君は進んで主催者を務められ、利用するSkypeソフトをインストールして採用アプリURLの設定、招待メールの発信や講話関係資料(写真)差し込み配信等の機器操作まで担当。
一方、参加者の大部分は自宅から「パソコン」の受信招待メールに貼り付けてられているURLをクリックして逐次、会合に参入した。福岡から正式参加の澤田 猛君が所有する「スマホ」の持ち回しで、たまたま同時に催されていた九州三金会の6名が、飛び入り参加した。また、通院中のA君は、帰途のバス車中から携行していた「タブレット」を利用して会合模様を一時的に視聴している。
更に、耳の不自由なB君は、奥さんと同席してその通訳を受けながらの参加だったが、話者の表情、しぐさ、懐かしい声(言葉でない)等はリアルな対面よりデジタル画面のほうが鮮明に認知し易く、相手のみならず自分の姿をも見ながらの対話は、親密感や臨場感が一層高まったとのこと。
また、パソコン内装カメラが不調のため、偶々 「カメラ Off」の状態で参加していたC君から「画面に自分の顔が映らないだけで、懇談の和やかな雰囲気は十分感じられたし、講話の視聴には何の支障もなかった」との後日連絡あり。
オンライン(ネット)会合は、参加者の所在遠近、心身状態に拘わらず、いつでもどこからでも、リラックスした気分で軽易に参加できる。現下の情勢で、酒を飲みながら大声を出せるのは有難い。今回は、試験的に歓談と講話を内容とする会合であったが、参加人数は会合の目的に応じて、懇親もの(飲み会など)は9名以内の5~6名が、硬派もの(会議やセミナーなど)は多くても20名程度が効果的のようだ。
今回は、会場休止のため例会が開催できないので、その代替としてオンライン形式としたが、これからはこのようなやり方こそ正規・本流の会合と考えるべきなのかも知れない。
今後、一人でも多くの仲間が今回のようなインターネット電話サ-ビス(Skype)やオンライン会議サービス(Zoom)などのコミュニケーション手段を習得・活用して、同期の絆やつながりが更に深まることを願っている。