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お知らせ

陸自部隊が各地で災害派遣

2021.02.27

HP係 藤本晶士

 コロナ禍、地震などで窮屈な日々が続くなかで、この数日、陸上自衛隊の隊員が、足利の山火事でヘリコプタによる消火活動を続けていますが、その他にも各種の支援に頑張っています。

 朝雲新聞2月25日の記事から紹介します。

 2月23日の福島県沖の地震によって、福島県では、上水道に濁り、断水などが生じ、県知事から第44普通科連隊(福島)に災害派遣が要請された。44普連は福島県新地町で、東北方面特科連隊第1大隊(郡山)は福島県天栄村で、給水支援等を実施した。

 沖縄の宮古島で新型コロナウイルスの感染拡大に伴い高齢者施設で集団感染が発生し、玉城県知事から第15旅団(沖縄)に医療支援の災害派遣が要請された。第15後方支援隊長を長とする15旅団災害派遣隊が編成され、1月3日から医療支援を行った。新規感染者の減少や医療体制の回復により、県知事から撤収が要請され、2月13日に終了した。県知事は「宮古島市が最も苦しい時期に支援して頂いた。深く感謝を申し上げます」と謝意を表した。

 千葉県の3市町村の養鶏場で鳥インフルエンザが確認され、県知事から空挺団(習志野)に災害派遣が要請された。対処部隊が2月6日から14日にかけて、殺処分などに当たった。旭市の養鶏場では空挺団の隊員、多古町の養鶏場では空挺団、高射学校(下志津)、需品学校(松戸)、2高特群(同)の隊員、匝瑳市の養鶏場では空挺団の隊員、がそれぞれ200~400名態勢で昼夜を問わず鶏の殺処分などに尽力した。

 宮崎県新富町の養鶏場でも2月7日、鳥インフルエンザが発生、県知事から第43普通科連隊(都城)に災害派遣が要請され、43普連と空自5空団(新田原)の隊員(約280人態勢)が殺処分などを完了した。

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