平成３０年12月20日

渡　邉　一　順

スポーツ吹矢全日本選手権大会の結果

　平成30年11月８日、東京都墨田区錦糸町の墨田区総合体育館にて、第七回スポーツ吹矢全日本選手権大会が全国37都道府県から約750名が参加して開催されました。　

　私は埼玉県選抜の選手としてG8の部に出場し、優勝しました。全国から集まった選抜選手の中で大変緊張しましたが「正吹必中」を念じつつ基本動作に徹したのが良かったのかもしれません。

　同じくスポーツ吹矢協会に入会している高橋秀男兄が、協会に依頼して優勝表彰式の写真の提供を受け、既に11月26にこのHPに掲示してくれています。一番高いところで真面目な顔しているのが私です。また下の写真は墨田区総合体育館での大会風景です。

スポーツ吹矢とは

１．スポーツ吹矢は20年前に日本で生まれた新しいスポーツです。呼吸法を取り入れているため様々な健康効果を生みだす上に、誰でも、何時でも，手軽に出来るスポーツです。

２．使用する用具は協会公認の筒、矢、的、等が主なものです。

　筒の長さは1メートル20センチ、内径13ミリ、重さは130グラムから500グラムでグラスファイバーやカーボン、チタン、ステンレスで出来ています。矢の長さは約20センチ、重さ、1グラム程度、プラスチックフイルムで出来ている円錐形の矢です。的は大きさ33センチ正方形の発泡ポリエチレンの台に半径3センチ刻みで円が書かれています。（写真参照）

　その他、筒立て、矢抜き、矢入れホルダー、クリーナーがあります。

３．筒に矢をいれ基本動作に則り的の中心に向けて一気に矢を吹くスポーツです。距離は4級の4メートルから3段以上の10メートルです。基本動作は「礼に始まり礼に終わる」動作であり、これはスポーツ吹矢式呼吸法を最大限に行うためのものです。

４．スポーツ吹矢は前述のように様々な健康効果を生み出す上にだれでも何時でも手軽に出来るため20年間で大きく発展してきました。　会員数は61,500人で、支部は北は北海道から南は沖縄県まで全国に1,320支部を数え、海外でも4か国10支部があります。（平成30年11月1日現在）又、2013年の国体（東京大会）からデモンストレーション競技として参加しており2022年まで参加がきまっています。関西の大学ではことしからリーグ戦がはじまっています。　

５　スポーツ吹矢の会員には３歳から99歳までの人がいます。私も82歳になりますが、まだまだ、これから体の続く限り県大会や全日本選手権大会で２連覇、3連覇をめざしています。

　今年は公認指導員の資格も取りました。スポーツ吹矢の健康効果は、脳の老化防止、動脈硬化や心筋梗塞の予防にとどまらず、内臓の活性化と便秘の予防と解消にも役立っています。

　同期生諸兄も今から吹矢を始めてみませんか。様々な世代とのふれあいや仲間づくりができますよ。皆様の住んでいる街にも日本スポーツ吹き矢協会の支部があるはずです。そこと連絡を取ればすぐ入会できます。不明な点は私までご連絡ください。