お知らせ

終活と仏像

2018.11.18

 達磨大師像180.jpg一昨年あたりから 長年惰性で生活してきた為に篆刻・仏像彫刻・俳句・旅行の資料・住宅の付属品の材料道具・着古した衣類等々が所々に点在し、現世の役目を終えた時残された家族が始末に困るか軽々と処分して欲しくない物の整理を始めました。

 特に仏像彫刻は現世と冥途との橋渡しをするものだけに扱いを慎重に進め、意の通じる友人に差し上げるか、自身の縁のある寺院に納め、鄭重な読経の後安置して頂きました。

 中でも台座上に刮目して修行する達磨大師像は、娘婿の菩提寺(東京昭島市の廣福寺)に寄進したところ、寺の宗派が臨済宗で達磨大師が開祖であることから、持参してすぐ畏れ多いことながら小一時間の読経で入魂の儀式を行い、単なる木彫りの仏像ではなく寺の仏壇最上段釈迦如来の隣に佛としてに安置していただきました。

 これは私個人だけでなく、共に修学・自衛官としての任に当たってきた友にもお役にたてたいと思い11月15日に市ヶ谷で行われた三期陸総会の場で、添付の写真を名刺大にプリントし,皆が冥途に行く際持参し閻魔さんに提示すればさぞや大往生間違いなしとして配布し共感してもらいました。

 今後も悔いの残らない終活作業を進めます。               文責 茨城支部所属 高橋秀男

前の記事  次の記事