防大3期の元応用化学専攻学生から成る、いわゆる班会の「カメの子会」が、平成29年2月25日、グランドヒル市ヶ谷で開かれました。

　東北・四国からの遠来会員やご令室も含め二十余人が集まって、現役時代の共通の思い出話や最近の各自の心情吐露などで大いに盛り上がり、相互に今在る元気と幸せを楽しく確認し合いました。

　　カメの子会は、海・空の応化専攻者も含めて現役時代から、毎年催されている会合で、全国の会員諸兄から"カメの子の会合だけは、是が非でも出席せねば"とその開催が待ち望まれています。しかしながら、他の会合と同様に出席者が逓減して来ており、今後は介助役も兼ねた家族などの同伴参加や会合以外の繋がり策を呼び掛けることが提案されました。

　因みに、現在の応用化学科では、授業科目に生命化学や細胞生物学などが取り入れられ、学生の評判も良いようです。化学に関するイメージや授業内容も、我々の学生時代とは変質してきています。かって「カメの子」の名称も 化学＝「ベンゼン核」＝亀の甲から名付けられたものですが、今では「ゲノム構造」が応用化学科をイメージするデザイン表象かも。それにしても"亀の甲より年の功"傘寿過ぎのカメの子に相応しい素晴らしい名前を付けたものです。