8期生及び9期生ホーム・カミング・デー2(HCD2)(招待中止となりました。)
2022.10.17
令和4年度のホーム・カミング・デー2(HCD2)は、コロナ禍のために中止となりました。
平成31年度は、7期生が招待されました。令和2年度は8期生が招待されるはずでしたが、新型コロナ感染症の拡大に伴い延期となり、翌年度の令和3年度は新たに9期生会も加わりましたが延期、令和4年度は、改めて8期生と9期生が合同で招待される予定でありましたが、コロナ禍のため中止となりました。
これまで準備を行ってこられた防衛大学校職員の皆様、そして、招待予定の8期生及び9期生の皆様方は本当に残念であったことと思います。
令和3年7月、新型コロナ感染症はまだまだ猛威を振るっていましたが、期生会と防大関係者の顔合わせのミーティングが行われ、以後、両期生会の方々は実施に向けて精力的に計画を練ってこられました。
準備に関しては、行動予定等の単なる実施要領に留まらず、宿泊施設、交通機関の紹介等、ロジ関連についても細部にわたる緻密な資料を準備されていました。
特にコロナ禍での実施、そして2期合同での実施という事で、準備、計画には非常に御苦労があったと思われますが、期生会の方々のそのパワフルな活動は目を見張るものであったと思います。
また、当時、行事等に対する政府の方針は、「5,000人を上限とし、収容定員の50%以内」となっていました。これを防大の記念講堂に当てはめると、1,000人の収容人数となります。例年学生と父兄が合計で1,000名程度参加するので、この時点で人数制限に引っ掛かります。また、防衛学館でモニターにより式典を視聴する案もありましたが、これも教場の設備から制約がありました。つまり、新型コロナの状況次第では、HCD2招待者は、構内に入る事は出来ても、式典参列は叶わず、また、モニター視聴もできない可能性がありました。
このような厳しい状況で調整等を行わなくてはならない期生会の方々のご苦労は如何程だったのかと思いますが、皆様溌剌と準備をされていました。
更に、学校長主催のHCD2は2期合同で実施されますが、各期生会別々で実施される懇親会もコロナ禍のため、難しい問題を含んでいました。密を避けるための食事方式、ホテル側の受け入れ可能人数、仮に懇親会が分散開催となった場合の招待者の参加要領についても防大側と綿密な調整が必要であり、コロナの状況に応ずる柔軟な対応が求められていました。
これらの問題は、おそらく最後の最後まで関係者の皆様の頭を悩ませる問題であったと思われますが、皆様前向きに準備を進めておられましたのが印象に残っています。
令和5年度は、10期生・11期生の合同招待という事で計画がなされています。
8期生、9期生の皆様におかれましては、これからもお健やかに過ごされんことをお祈り申し上げます。
(同窓会事務局事業部HCD2担当 記)