第40期ホーム・ビジット・デー(HVD)
2017.03.09
11月19日(土)、20日(日)の両日、防衛大学校において「飛躍」をテーマとして平成28年度開校記念祭が開催され、本科第40期生は併せて企画されたホーム・ビジット・デー(HVD)に参加し、同期生との再会の機会を得ることができました。
第40期生は、本科学生への女性の受け入れ(防大女子学生第1期生の誕生)等、防大の歴史の中でも象徴的な変化を担う世代として平成4年(1992年)に入校しました。折しも冷戦終結後世界が大きく変わる中、我々は学生時代を過ごしました。卒業後は幹部自衛官として、次第に拡大する国際の場における各種任務の遂行や大規模災害対処に携るとともに、防衛力整備を担う実務者としての役割を担ってきました。また退職した同期生たちも、起業したり、地方政治家に転身したりと、様々な分野で頑張っております。
HVDが行なわれた11月20日(日)は朝から晴天に恵まれ、遠くはシンガポールや九州から卒業生100名、ご家族を含めると182名が防大に集まりました。
当日は、まず第40期生会長清水徹君ほか5名の準備組織代表者による國分良成学校長への表敬を実施しました。期生会長からHVD実施の機会をいただけたことへの謝意を伝えるとともに、学校長からは、最近の防大における取り組みについて紹介いただきました。
観閲式は、予め席を準備していただいたおかげで間近に見ることができました。
観閲式後の空挺団による展示で降下した隊員の一人は、なんと同期生の久我健二君。大いに盛り上がりました。
その後、懇親会が行なわれ、大いに旧交を温めることができました。
〔清水徹同期生会長による挨拶〕
祝賀会食終了後、HVD懇親会へご参加いただきました國分学校長からは、「世界一の士官学校」を目指して取り組んでいること、そして体力だけでなく勉学、特に英語力の強化に取り組まれていること等を紹介いただきました。校内の施設も多くが新しくなり、我々の卒業後20年を経て母校が大きく進化してきていることを感じることができました。
〔折木同窓会長による激励〕
また、卒業20周年を記念して防衛大学校に「姿見」を贈呈させていただき、すでに4大隊学生舎1階に設置してもらっています。
〔記念品の贈呈〕
最後は、応援団リーダー部の皆様にリードしていただきながら、全員で肩を組んで逍遥歌、そして大石和浩君による一本締め。全員で記念撮影を実施して懇親会を終えました。
〔全員での逍遥歌〕
〔全員で記念撮影〕
懇親会の後は、2大隊の学生舎屋上へと移動し、棒倒し観戦を楽しみました。その際、棒倒し競技開始前の学校長の激励挨拶の中で、我々のHVDについて、ご紹介があったことも、良き思い出となりました。
また、HVDの様子は予め作成したSNS上のグループを通じても発信し、参加が叶わなかった遠方の同期生にも当日の雰囲気を感じてもらうことができました。
こうして第40期生のHVDは幕を閉じました。
(第40期同期生会業務幹事 兵庫 剛 記 、同窓会事務局事業部HVD担当校正)