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防大講話録・投稿論文

新入生(64期生)に対するOB講話

2016.04.27

 平成28年度の防大新入生に対するOB講話は、4月7日、23期(海)の福本出氏により実施されました。当日の日程は、防大に1110到着後、教務部長等との懇談~副校長等との懇談~写真撮影~会食が行われた後、新入生対するOB講話が実施され、最後に資料館見学後1545離校という流れで行われました。
 講演の概要は次のとおりでした。
 ・ 日時:4月7日(木)1330~1430
 ・ 講話者:23期(海)福本 出(元海将、元海自幹部学校長)
 ・ 演題:「勘違い防大生 海将になる」
 ・ 対象:1学年(64期生)総員及び聴講を希望する教職員 約600名
 ・ 会場:記念講堂
(講演内容)
 中高吹奏楽部だったから音楽隊に入れると勘違いして防大に入校したので、 何とか頑張って卒業したのに、候補生学校に行って音楽隊に入れないと知ってからも辞めたいの連続だったが決断できなくて最後まで務めたけど、「万事塞翁が馬」今はそれで良かったと思っているので、「辞めたいと思った時は、もう少しだけよく考えて欲しい。それでもダメな時は別の人生を選ぶことは止めない。」と 言った内容を、時折、頭髪の話題で笑いを取りながら話されました。学生から 「なかなかベットメーキングやアイロンができないのですが先生はどうでしたか?」の質問に「日本には「守破離」という言葉があるとおり。まず型にはめる ことから始めるが、それができるのが今だけなので頑張って!」とまとめられました。公演後、学生に感想を聞いたところ、「とても面白かった。また、海将までなられた先輩の防大入校時のエピソード、任官した後でもいろいろ悩みがあったことなどを聞いて興味深かった。」とのことでした。
(講話後記)
 講話者の福本氏に講話原稿をとお願いしたところ、「原稿無しの講話」とのことでしたが、講話を振返り書き起こしてもらいましたので、講話後記として紹介します。
「防大64期生に対する特別講話を終えて」(23期海上代議員 福本 出氏)20160407講話後記.pdf

(小原台事務局担当記)

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