ふくやま  たかし
著者 
福山 隆(14期陸)

 主要略歴

1947年  長崎県北松浦郡宇久町生まれ
1966年  防衛大学校卒業(応用化学専攻)
1977年  陸上自衛隊幹部学校指揮幕僚課程
1983年  第20普通科連隊第4中隊長(神町)
1990年  外務省出向(大韓民国駐在武官)
1993年  第32普通科連隊長(市ヶ谷)
1995年  陸上幕僚監部調査部調査第2課長

1996年  統合幕僚学校特別課程
1997年  情報本部画像部長
1998年  第11師団副師団長(真駒内)
1999年  富士教導団長(富士)
2002年  九州補給処長(目田原)
2003年  西部方面総監部幕僚長(熊本)
2005年  退官、山田洋行顧問
2007年  ハーバード大学アジアセンター上級客員研究員
2009年  山田洋行退社
 現 職
  ダイコー株式会社取締役専務・執行役員
「著書」へリンク (クリック)
@『地下鉄サリン事件』戦記
A『北朝鮮が震える日』
B『防衛駐在官という任務』
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書  名 『地下鉄サリン事件』戦記
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著  者  福山 隆
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出 版 社  光人社
発 行 年  2009年5月
価  格  1785 円(税込)
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概  要

  ■自衛隊の生々しい「実戦」記録
 9・11は、2001年9月11日のアメリカ中枢同時テロを指す。
では「3・20」は? そう問われて、即答できる人は、あまり多くないかもしれない。
 1995年3月20日−首都東京で未曾有の化学兵器テロ「地下鉄サリン事件」が起きた日である。
 朝のラッシュの地下鉄車内に撒(ま)かれた猛毒のサリンで、死者12人、重軽傷者約5500人を数えたこの事件時、都心に出動した迷彩服にガスマスク姿の自衛隊員のニュース映像は、強烈な印象を残した。
 本書は、当時サリンの除去(除染)作戦の指揮を執った元陸上自衛隊第32普通科連隊長が詳細につづった出動記録である。
 毒物の正体も不明、さらなるテロ攻撃の可能性もある中で丸腰の「災害派遣」命令、頼みの化学防護装備は警察に貸し出して隊員に行き渡らず、現場の情報はテレビの報道が頼り…。
 五里霧中の状況下、部下を汚染された地下鉄構内に送り出す指揮官の苦悩はもちろん、除染に当たる隊員たちの恐怖と苦闘が、事件後に著者が聴取した記録メモなどから再現される。
 さらに、事件2日後の警察のオウム教団施設強制捜査に合わせ、オウム側の反撃に備えて密(ひそ)かに進められた「幻の作戦計画」など、自衛隊サイドから見た「サリン事件」の詳細が、初めて明らかにされている。
 当時の連隊広報班が撮影した生々しい現場写真48点も収めた、自衛隊の「実戦」の記録である。事件から14年、このときの貴重な戦訓が、いま十分生かされていることを祈りたい。

出版社URL

http://www.kojinsha.co.jp/

〒102-0073 東京都千代田区九段北1-9-11

TEL 03-3265-1864(代)/FAX 03-3265-1880
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書  名 『北朝鮮が震える日』
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著  者  福山 隆
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出 版 社  光人社(NF文庫)
発 行 年  2010年9月
価  格  720 円(税込)
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概  要  韓国駐在武官を務めたこともある元陸将が、冥界から来た故・呉振宇元帥と対談する、という形で北朝鮮について解説する。対話形式になっているので、読みやすいのが特徴。
 朝鮮半島カウントダウン!
 哨戒艦撃沈、核、経済破綻、そして後継者……問題山積のまま迷走する「北」。
独裁者2代に仕えた人民軍最高の実力者に、もし今、話を聞けたら――朝鮮情勢エキスパートの元自衛隊情報幹部が、大胆な仮説を駆使して描く「夢」の対談!
独裁国家はどこへ行くのか?

                  (目 次)
 1 北朝鮮軍元帥現わる
 2 朝鮮半島の地政学
 3 冷戦時代の大事件…かろうじて戦争回避
 4 冷戦時代の南北の軍事バランス
 5 冷戦崩壊による朝鮮半島情勢の激変
 6 金正日はいかにして世襲後継を完成させたか
 7 金正日は冷戦崩壊と父の死をいかに克服したか
 8 金正日政権はなぜ崩壊しなかったのか
 9 北朝鮮の核・ミサイル開発問題
 10 北朝鮮の今後の展望
 11 元帥再登場―韓国哨戒艦撃沈と後継者問題を語る
出版社URL

http://www.kojinsha.co.jp/

〒102-0073 東京都千代田区九段北1-9-11

TEL 03-3265-1864(代)/FAX 03-3265-1880
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書  名 『防衛駐在官という任務−38度線の軍事インテリジェンス−』
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著  者  福山 隆
出 版 社  ワニブックスPLUS新書
発 行 年  2012年6月
価  格  882 円(税込)
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概  要  かつては駐在武官と呼ばれ、在外公館に駐在し軍事関連の情報収集を行った軍人たち。じつは戦後も防衛駐在官とその名を変え、世界各国で活動している。韓国に防衛駐在官として派遣された経験を持ち、軍事インテリジェンスの世界を熟知する著者が、平和ボケした我々には思いもよらない防衛駐在官の任務の実態を初めて明かした。
 さらには、朝鮮半島の緊張の歴史と金正恩体制の未来を冷徹に分析する。

(目 次)

序章  時事ネタでみる情報分析の具体的方法
第1章 防衛駐在官とは
第2章 防衛駐在官の実務
第3章 防衛駐在官と軍事
第4章 防衛駐在官と情報
出版社URL

http://www.wani-shinsho.com/

〒150-8482
東京都渋谷区恵比寿4-4-9えびす大黒ビル

TEL 03-5449-2711(代)
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